映画

ジェニファー・ロペス主演「セカンド・アクト」

Movie Second Act in NY

 

こんにちは!トリリンガル・マム、湊夏子です。

Netflixで公開中の、ジェニファー・ロペズ主演の映画「セカンド・アクト」、ご覧になりました?

https://www.netflix.com/browse

ストーリーはなんてことないお約束のコメディーですが、あのホットな歌姫J.Loが演じる主人公が、明るく、ガッツがあってチャーミング。見終わった後に楽しい、ポジティブな気分が残ってよかったです。

あらすじ ネタバレなし

 

舞台となるのはニューヨーク。

主人公マヤは、下町クイーンズの大型スーパーの副店長の43才。能力があり、長年の実績があるにもかかわらず、学歴がないというだけで、念願の店長の座を有名大学出の若造にかっさらわれてしまいます。

失意のマヤに、なんとマンハッタンにある一流日用品メーカーからお声がかかります。それは親友のオタク息子がマヤを助けようと、超一流のウソの経歴を偽造したから。

ええい、こうなったらやったるわと、一か八かで就職したマヤは、会社のCEOのお嬢のゾーイと化粧品開発のプロジェクトを競い合うことに。

でっちあげの経歴に立ちはだかる壁に悪戦苦闘しながらも、マヤは生き生きとプロジェクトに取り組みます。

後に明かされるライバル、ゾーイとの意外な関係が、この物語のもうひとつの主軸になります。

見どころ

J.Loは映画公開当時、48才ですが、とてもそうは見えないメリハリの効いた美しいボディーで、カジュアル、スーツ、パーティードレスを着こなします。

また、ゾーイを演じているのは、「ハイスクール・ミュージカル」でブレークし、若い世代に大人気のバネッサ・ハジェンズ。

J.Loとバネッサ、年代のちがう二人の美女がニューヨークを舞台に繰り広げるファッションが見ものです。

また、下町クイーンズと、マヤや仲間が「シティー」と呼ぶマンハッタンの、川を超えるだけで着ているもの、しゃべり方まで異なる世界の対比も鮮やか・・・

movie Second Act Jennifer Lopez

ガッツで切り開いた人生の「第二幕」

「店長にふさわしいのは有名大学出の○○の他にいない」

「その年ではもう転職先はないだろうな」

マヤは能力があるにもかかわらず、年齢、学歴、過去など、今さらどうすることもできない要因で道を阻まれてしまいます。

嘘の経歴は悪いけど他に道はなく、チャンスを掴みに行ったマヤ。後で払うことになる嘘の代償は高く、苦いものでしたが、捨て身の覚悟で道を切り開こうとしたマヤには、思いがけない素敵な人生の第二幕が始まります。

映画「セカンド・アクト」。人生の折り返し点を過ぎても、夢を捨てなければtoo lateということはない。まだ第二幕があるよと元気づけてくれる、オススメの映画です。

ではまた。See you!  A presto!

ABOUT ME
湊夏子
長いイタリア暮らしを経て、帰国。日英伊の3か国語でメシの種を稼ぎ、子どもを育てているシングルマム。