本・作家 ハン・ガンの「菜食主義者」を読んで 2025年2月23日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom 昨年ノーベル賞を受賞した韓国の作家、ハン・ガンの小説。地味で平凡な妻が過激に豹変していく姿がすさまじく、ぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。 夫から特に取り柄がないと見られ、こ …
日々思うこと こすれ合わない世界 2025年1月26日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom 電話を受けたり、かけたりするのが怖い——そんなふうに感じる人が若い世代に増えているそうだ。社会人になって会社で電話に出なければならなくなると、それが苦痛でストレスになってしまう …
日々思うこと わたしたちがからっぽでなかったら 2025年1月12日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom このところ変な空しさというか、空虚感にとらわれていて、何をしてもおもしろくない。食いっぱぐれないようなんとか仕事だけはしているが、働いて、食べて眠ってまた起きての繰り返しに何の …
本・作家 ネガティブ・ケイパビリティ、畏敬と共感と 2024年11月23日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom ネガティブ・ケイパビリティという言葉を、最初どこで聞いたのだったろう? 負の力? うしろ向きな能力? なぜかわからないが、ネガティブという言葉に惹かれた。作家で精神科医でも …
旅 アサギマダラの愛の夢 2024年11月9日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom 数年前の秋、京都をひとり、ぶらりと旅したことがあった。ひょんなことから機にめぐまれ、二、三日、ひとりでお寺やお庭などをまわった。京都には何度も来ているが、いつもだれかといっしょ …
本・作家 光る君へ——あさきゆめみし 2024年9月8日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom NHKの大河ドラマ「光る君へ」、見ています。テーマ音楽がうつくしい。まるで色とりどりの絹糸がからみ、ほどけ、空に放たれて輝くよう。毎回聞き惚れてしまう。 ドラマの影響で、また …
イタリア人的考え方 デコルテと着物と九鬼周造 2024年5月18日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom ヴェネツィアに住んでいたころ、地元の名士を自宅にお招きする機会があった。1990年代後半のことだ。 当時ヴェネツィアのホテル協会の会長だったS氏に仕事でお世話になり、S氏が和 …
イタリアのことわざ・気になる表現 セネカ 人生の短さについて 2024年4月20日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom 年を取ることで失った最大のものはなんだろう。ぴちぴちの肌、シャープな頭、徹夜で遊んでも尽きない体力……。考えていて、ふと、spensieratoというイタリア語が頭に浮かん …
旅 嵐が丘の舞台、ハワースを訪ねて 2023年10月15日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom ずっと行きたいと思っていた、イギリス・ヨークシャー地方のムーア(moor 荒野・湿原)。このたび念願かなって、ようやく訪れることができた。ムーアに関心を持ったのは、子どもの …
本・作家 カズオ・イシグロ「クララとお日さま」 2023年7月23日 トリリンガル・マム トリリンガル・マム Trilingual Mom グテーレス国連事務総長が、先日、AIのリスクを管理するための国際的なルール作りが必要だと訴えました。わたしもそう思いますが、利害が異なる国家間で、具体的な同意がタイムリーに …